sumikaの新曲「祝祭」の歌詞を考察してみた

出展:https://www.sumika-official.com/news/5e27a53b-c95b-4ae2-a901-2f5a57fb4278

sumikaの新曲「祝祭」とは?

sumikaの新曲「祝祭」は、2021年3月3日の3rdフルアルバムsumika『AMUSIC』の収録曲の一つです。
「inゼリー」の新TVCMに起用されており、発売前からすでに多くの人気を博しています。

「祝祭」は、目標に向かって精一杯走る人の支えとなることが人気の理由として挙げられますが、attic room(ファンクラブ)の住人である私は、「歌詞をじっくり考察して祝祭の魅力をより深く知りたい!」と思い、歌詞考察をすることとしました。

ぜひ最後までご覧あれ~!

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「祝祭」の概要

「祝祭」は、簡単ではないけれど実現させたい夢があり、それに向かって全速力で突き進んでいる人に刺さる曲です。

努力しているのに、なかなか明るい未来が見えない、諦めそうになる時があるといった気持ちに、大きな勇気と元気をもらえる名曲です。
ライブで生演奏が聞ける日が楽しみだ~!

ということで、歌詞考察に入ります。

「祝祭」の歌詞の特徴

歌詞をみて、まず感じたことが、天気に関するワードが多いこと。

他曲、「雨天決行」や「明日晴れるさ」など、sumikaには天気をモチーフとした名曲が多いですが、今回の新曲「祝祭」も空模様の移り変わりを存分に使って主人公の心模様を代弁してくれています。
この空模様と主人公の心模様がなんとも絶妙にマッチしているなということを感じました。

またまた名曲を出してくれたぞsumikaさん、という感じです。

早速歌詞を見ていきましょう。

「祝祭」の歌詞を詳しく考察

イントロ

イントロでは、

晴れのち雨になってもゆく
悪足掻き尽くすまで

https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/sumika/shukusai/

出だしから力強い歌詞です!
悪足掻きし尽くすという強い覚悟がみられることから、楽ではない道をつき進もうとしている主人公の姿が想像されます。

しかし、晴れと空模様が悪化しています。
要は精一杯努力している中で、なかなか夢に近づけないという苦労を表していますね。

1番 aメロ・bメロ

1番のaメロ、bメロでは、その具体的な様子として、

妄想だっていいからさ
本気の話をしよう
理想だらけでいいからさ
覚悟の話をしよう

嘘に見えてもほっとけよ
正夢に変えにいこう
一生は一回ならば
後腐れなく進もう

普通じゃなんだかつまらないよ
可笑しいくらいでいいよ
検索のサイトで覗く前に
正しく傷付けば

https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/sumika/shukusai/

と、妄想本気理想覚悟正夢普通可笑しい

と対象的なワードを並べることで、実現には未だ遠い道のりがあることを表しています。
周囲からは無理だろう、可笑しいなあとも思われるようなことを夢見て実現しようとしています。

そんな中、どんなに大変でも
『一生は一回ならば後腐れなく進もう』と強い決意をしています。

1番サビ

しかし、サビでは

晴れのち雨になってもゆく
傘差す気はないから
凪のち風になってもゆく
嘘つきが消えるまで

https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/sumika/shukusai/

と、晴れと空模様が刻一刻と悪くなっています。イントロでは、だけだっだのに、まで吹いてきた…と。

しかしそんな中でも、
雨でも傘はささずに立ち向かう!
風をいいことに嘘を飛ばして、正夢にしてやれ!という力強さが伺えます。

この時点で、すでに大きな勇気をsumikaからもらえますよね。どんな困難でも乗り越えられそう!

さらに1番のサビの最後では、

雨のち晴れになって架ける
虹を潜(くぐ)りたいから
今此処から雨の向こう側
足が動き出すなら
迷う暇は無いだろう

https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/sumika/shukusai/

晴れに代わり、さらにが現れています。

主人公は、の向こう側には晴れがあって、さらにそれを超えるとが現れるんだってここで確信するんです。
要は、苦難の道を走り続けたら明るい道は開けると。今の全速力のペースに乗ってたら迷う暇なんてないから、このまま突き進もうと。

1番のサビで、虹を登場させることで、2番のaメロに向けて覚悟や決意をさらに強くしていきます。

2番 aメロ

緊張感があったから
やりがいが生まれたよ
全線退路断ったから
プライドが生まれたよ

諦めたなら楽だろうが
嫌だ離したくはないよ
病める日も歓喜も共に飲んで
未来を見つめたら

https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/sumika/shukusai/

2番に入りました。
ここでは、1番に比して、さらに夢の実現への覚悟が強くなっているなと感じました。

理由として、『前線退路断つ』『病める日も歓喜の共に飲む』という強力キーワードです。

退路を断つというのは、もう後には引けないという状況のことで、苦しいこともたくさんあるはずです。
例えば、自分の夢を誰かに大声で宣言しちゃったり、すべてを投げ捨てて夢のためだけに時間を費やしたり。
そんな後戻りできない状況を『やりがい』『プライド』に変換しているんです。

さらには、諦めたいとよぎるほどに楽ではない道の途中で遭遇する『病める日』
これすらも『歓喜』と一緒に受け入れて明るい虹の待つ未来を目指しています。

一生懸命な主人公に胸打たれますよね。

2番サビ

群れのち一人だって進む
道は楽じゃないだろう
影法師ツレになって進む
人影は一つでも

傷通知オフに切って進む
鈍感繕ったら
今此処から派手な嵐でも
きっと楽しめるだろう

https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/sumika/shukusai/

ここでは、過去の努力してきた自分自身を『影法師』と表現しているのかなと思いました。

本曲「祝祭」はinゼリーのCM主題歌ですが、このCMでは、受験に向かう学生を主人公として描かれています。
受験は周りにいる友達や先生、家族など、一緒に勉強したり応援してくれる仲間はたくさんいるけれど、最終的には自分自身の努力でしか道は開けません。
チームプレーのスポーツのように自分が失敗しても仲間だフォローしてくれるなんてことはできません。

受験はみんな(=『群れ』)で一緒に努力することができるものだけど、受験当日は一人(=『人影は一つ』)で戦うことになります。

最終的には一人で立ち向かうことの心細さを痛感した上で、楽しみながら進む(=『きっと楽しめるだろう』)という、主人公の力強さがわかります。

cメロ・サビ

晴れのち雨になってもゆく
怖がる暇ないから
凪のち風になってもゆく
嘘つきが消え

雨のち晴れになって架ける
虹を今潜(くぐ)ったら
新世界 雨の向こう側
人影が見えるなら
やっと出会う時だろう
君と出会う時だろう

https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/sumika/shukusai/

Cメロから最後のサビにかけて、空模様が大きく変わります。
そして主人公が目指してた「虹」が、1番のサビぶりに再度登場です。

しかし、一番と違う部分は、「虹」だけでなく、『人影』『君』が登場してきたことかと。

これは、成長した自分、困難を乗り越えた新しい自分を表していると思います。

開けた道には自分が想像もしていなかったような世界が広がっていて(=『新世界』)、それと同時に今までと違う新たな自分(=『君』)に出会ったと考えられます。

一流のプロスポーツ選手だったり、経営者だったり、職人だったりと、分野は違えど、雨や嵐を何回も乗り越えて虹を潜ってきた人って、驚くほどに優れた人柄だったりするときってありますよね。
そういう人たちって、『新世界』の先で新たに成長した自分に何回も出会ってきたからなのかなあなんて思ったりもしました。

ここが「祝祭」というタイトルとの繋がりを感じた部分なのですが、新たに開けた新世界過去の自分が成長した自分盛大に祝っているなと。「祝”“」の”“という言葉には、祈りや感謝の意味が含まれていますが、ここでは、過去の自分に精一杯感謝するという意味が込められていると感じました。成功した自分だけじゃなくて、これまでの辛かった過程を乗り越えてきた過去の自分も含めて、全てをお祭りのように祝えているなあと。

全体のまとめ

「祝祭」の歌詞をじっくり考察した結果、

一度きりの人生、正夢に変えたい夢は、正夢に変えるべく動き出したらいい。
派手な嵐ばかりでも、過去の自分がツレになって一緒に進んでくれる

こんな素敵なメッセージをsumikaからいただきました。

ありがとうございます。これからもattic room(ファンクラブ)の住人でいます。

ということで以上!これからも一緒にsumikaから勇気と元気をもらいましょう!

「祝祭」はどこで聴けるの?

2月3日から各サブスクリプションで配信されています。ぜひ聞いてみてください。


「祝祭」が収録されいてる3月3日発売の『AMUSIC』も先行予約開始中!
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