こんにちは！sumikaが大好きなattic room(ファンクラブ)の住人です。
今回は、「おっさんずラブ-in the sky-」の主題歌であるsumika『願い』の歌詞の意味について徹底解説します。

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出典：https://www.sumika-official.com/biography

sumika『願い』の歌詞の意味を考察【主人公の願いとは？】

今回の記事内容

• 主人公の願いとは？【主人公の強さが身に染みます】
• 失恋で泣いてる方へメッセージ【sumikaからのメッセージとは？】

結論からお伝えすると…

主人公の願いとは？

「”あなた”が幸せになること」
これが、主人公の願いです。

主人公の願いって「”あなた”と結ばれること」と思われがちですよね。確かに曲の前半部分は、”あなた”と一緒にいたいという主人公の強い想いが描かれています。
しかし、曲の後半にかけて、主人公の願いが変わっていくんです。主人公の最終的な願いは、「”あなた”が幸せになること」なんです。失恋を乗り越える主人公の強さに胸が打たれますよ。

失恋で泣いている方へメッセージ【sumikaからのメッセージとは？】

かなわない恋に悩み、落ちこんでいる方って多いのではないでしょうか。主人公も、失恋を経験した一人です。
sumikaは、そんな切ない想いを抱えている人に優しいメッセージを伝えてくれています。それは、「必ず春は来るよ」ということ。今はとっても辛いかもしれないけど、素敵な恋がこの先必ず待っているはずです。
失恋で落ち込んでいる背中を、そっと押してくれるsumikaに元気をもらえると思います。

それでは、sumikaの『願い』歌詞の意味について徹底解説していきます！『願い』に心奪われちゃいましょうー！

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歌詞の意味について考察

sumika / 願い【Music Video】

あなたの瞳に映って

私は「幸せ」って

笑っている

未来を探していた

作詞：片岡健太　作曲：黒田隼之介

イントロなしでボーカルから始まる曲ですが、歌詞の先頭が”あなた”であることが大注目ポイント！主人公にとって”あなた”がどれだけ大きい存在なのかが伝わってきますね。今後の”あなた”への想いを追っていきましょう。

次に大事なポイントが”探していた”と過去形であること。主人公は、”あなた”と両想いになりたかったけど、叶わなかったのですね。
たったの4行だけで、失恋の曲であることが分かります。この時点ですでに心を奪われる方もいるのではないでしょうか。

「おはよう」

たったひとつで世界が弾むから

あなたはすごい人だね

寒い冬を温められる人

作詞：片岡健太　作曲：黒田隼之介

「おはよう」という”あなた”の声からAメロが始まります。ここでも”あなた”が歌詞の先頭にきていますね。

ここで、注目してほしいのは、”たったひとつ”！小さなことでも世界が弾むような嬉しさが主人公を包んでいますね。
”あなた”と会話できており、”あなた”の存在が少し近いですよね。主人公の期待も込められているように感じられます。
今後、『願い』では、ひとつ、ふたつと数を数える歌詞が多く出てきます。主人公の気持ちの強さを表すキーにもなってくるので、要チェックですよ！

あなたをずっと見ているから

ちょっとした変化に

少しだけ早く気付いてしまっただけ

あの子を目で追ってどっか辛そうで

あなたはきっと恋をしている

作詞：片岡健太　作曲：黒田隼之介

再び”あなた”という歌詞から始まっていますが、ここでは”あなた”を少し遠くに感じている場面です。
”あなた”は”あの子”に恋をしていることに気づいてしまうんです。”あなた”ばかりを見ているからこそ気づいてしまうというのも、なんとも切ない気持ちになりますよね。
また、気づいてしまった”だけ”という点もポイントです。”気づいた”だけで、まだ傷ついてはいないよ、悲しくなんかないよってちょっと強がっている様子も伝わってきますね。

ひとつふたつ願っても

あの子じゃない

私には代わりは務められず

みっつよっつ願っても

虚しくなる

この胸の中で眠れ

いつか目覚める日まで

作詞：片岡健太　作曲：黒田隼之介

”たったひとつ”で世界を弾ませられる”あなた”に対して、主人公は”よっつ”も願うんです。主人公の想いの強さを表していますね。自分だったら”あなた”と笑いあうことができるのに、自分は”あの子”じゃない。そんな虚しい想いを胸にしまって、”あなた”が振りむいてくれるのを願っています。

あなたの瞳に映って

「うれしい」「たのしい」と言い合って

絵空に見ていた儚い夢だ

白い息を小さく吐いて

「さびしい」「かなしい」って

隣から私も言いたかったよ

そばにいてよ

作詞：片岡健太　作曲：黒田隼之介

1番のサビ部分です。ここでも「　」が出てきますが、「うれしい」「たのしい」というポジティブな言葉と「さびしい」「かなしい」というネガティブな言葉が出てきます。主人公は、”あなた”とハッピーなことだけでなく、辛いことも分かち合えるような日々を一緒に過ごしたいんですよね。

”そばにいてよ”はサビのトリになる部分であり、主人公の想いがぎゅっと詰まったメッセージになっています。失恋している人には、本当に心に刺さりますよね(泣)

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突然降ってきた雪を誰に伝えよう

私は一人だけだよ

あなたはどう？

答え聞くまでもなかったようで

目線の行き先が諭すよ

作詞：片岡健太　作曲：黒田隼之介

ここから2番です。
失恋しているときって、嬉しいできごとも相手への想いの強さゆえに悲しくなってしまうことってありません？
本来楽しいはずのクリスマスが、叶わない恋によって悲しくなってしまったり、好きだったはずの音楽が、相手と重なって辛くなってしまったり…。
sumikaは、そんな失恋の繊細な気持ちを代弁してくれています。
”突然降ってきた雪”って嬉しいですよね。雪化粧されていく街を見て、心がほんわかする人も多いはずです。でも、心がほんわかするような嬉しいできごとすらも、あなたに伝えられず、辛くなってしまうんです。

ひとつふたつねだっても

叶わぬ希望

あなたの目線の先にいる事

みっつよっつめ叶っても

虚しくなる

ひとつめになれないこと

あの子になれないこと

作詞：片岡健太　作曲：黒田隼之介

再び主人公は”よっつ”願っていますが、1番と少し意味が変わります。ここでは、”あなた”の”ひとつ”になりたいんです。
1番では、「主人公の願った数」でしたが、2番では、「”あなた”が好きな子の順番」です(←ここ大事！)。
”あなた”にとってのいちばんにしてほしいという強い気持ちが分かりますね。抑えきれない虚しさが伝わってきて、とっても悲しいです(泣)。

あなたの瞳に映って

「ただいま」「おかえり」を言い合って

真昼に見ていた儚い夢だ

白い息を小さく吐いて

「おはよう」「おやすみ」って

目を合わせ私も言いたかったな

きっとまだ

作詞：片岡健太　作曲：黒田隼之介

2番のサビです。ここでは、1番のサビと比べてみましょう。

• ”絵空”→”真昼”
• ”隣から”→”目を合わせ”
• ”そばにいてよ”→”きっとまだ”

順番に解説していきますね。

また、「　」の言葉にも注目です。

1番に比べて、「ただいま」「おかえり」「おはよう」「おやすみ」という言葉を交わせるのって、より距離が近い関係ですよね。最初は、仲良くなれたら、隣にいれたら、というやんわりとした恋心だったのかもしれません。しかし、恋が叶わないと分かるにつれて”あなた”と一緒にいられない辛さをより強く感じるようになったのですね。

失恋って振り切るタイミングとか勇気って結構難しくないですか？”まだ”好き、”まだ”あきらめられない、ってずるずるひっぱってしまうことって多いですよね。そんな自分も嫌になる、みたいな負のループ。失恋に悩む人の恋心に寄り添ってくれるsumika、感激です☆

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雪はずっとふっと

空から来ては

止めどなく降りしきる

想い重ねて

私はずっともっとあなたを

作詞：片岡健太　作曲：黒田隼之介

Cメロでは、sumikaらしく、天気と主人公も想いを上手にミックスさせています。
sumikaって主人公の気持ちを天気で表現することがとっても上手なんです。

主人公は、変わらず”あなた”への想いを積もり続けます。好きがとまらないんです。この気持ちを”降りしきる雪”と重ね合わせて、どことなく切ない雰囲気を出しています。

＊【sumika『祝祭』の歌詞の考察！】
sumikaは、空模様を主人公の気持ちと重ねることが多く、ファンの心を奪う名曲になっているんですよね。
最新アルバム『AMUSIC』に収録されている『祝祭』も、雨や嵐にぶつかりながらも進み続ける主人公を描いています。
『祝祭』の歌詞考察はこちらから！

あなたの瞳に映って

私たち二人笑い合って

絵空に見ていた儚い夢だ

白い息を小さく吐いて

「最高に幸せ」って

きっとまだ

解っていた

ずっと“まだ”なんだね

作詞：片岡健太　作曲：黒田隼之介

ここで初めて”二人”というワードが出てきました。”あなた”と一緒にいられたら「最高に幸せ」なのに、”二人”で笑いあえることはないと確信したんです。
また、自分自身の想いについても、主人公自身でふりかえるようになります。”まだ”好き、”まだ”あきらめられない、という想いはずっと続くから、次に進まなきゃいけないんだって気づくんです。

これまでは、”あなた”も自分のことを好きになってほしいってずっと思っていたんです。でも、”あなた”との恋はあきらめて次に進もうという主人公の決意がみられますね。強いぞ、主人公！

あなたに出会えてよかった

あなたが笑っている未来まで

幸せ祈り続ける夢だ

一生物のギフトはそっと

私の胸の中

「おはよう」と「おやすみ」があって

時々起きては眠ってね

「さようなら」

春の中で

作詞：片岡健太　作曲：黒田隼之介

失恋した主人公が、次の道へ一歩進む様子が描かれています。

”そばにいてよ”とか”きっとまだ”とか、なかなかあきらめきれなかった主人公が、「”あなた”の幸せを願う」ようになるんです。自分自身の恋心は胸にしまって、”あの子”との恋が叶いますようにって。”あの子”と幸せに笑いあえますようにって。
今までの主人公の願いは、「”あなた”と結ばれること」だったのに、「”あなた”が幸せになること」に変わるんです！これがsumika『願い』の人気の理由ではないでしょうか。

でも、主人公はとっても辛いと思います。辛いながらにも前を向く主人公の心の強さが身に沁みますよね(泣)
でもこの辛さを乗り越えて、主人公は次の恋に向かって新しい春を迎えるんです。

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まとめ：【主人公の願いとは】【失恋で泣いている方へメッセージ】

以上、sumika『願い』の歌詞の意味を徹底解説しました！

• 主人公の願いは、”あなた”が幸せになること
• 失恋しても、「必ず春はやってくる」というsumikaからのメッセージ

主人公の『願い』って、「”あなた”と結ばれること」だと思ってしまいがちですよね。最初は主人公もそう思っていたに違いありません。”あなた”と二人で笑いあいたかったんだから。
でも、最終的には、「”あなた”が幸せになること」が主人公の願いに変わっていったんです。
これって、相手のことが本当に好きじゃないと願えない『願い』ですよね。本当だったら、恨みや嫉妬の少しはおきてもいいはず。
でも、主人公はそんなこと全く思わず、純粋に”あなた”と”あの子”の幸せを願った。主人公のまっすぐな想いに胸が打たれました。

今回は叶わなかったとしても、必ず春は来ます。素敵な恋がこの先必ず待っているはずです。sumikaが最も伝えたいメッセージは、「必ず春は来るよ」ということなんじゃないかなと思っています。

失恋で落ち込んでいても、そっと背中を押してくれるsumikaに元気をもらった方も多いのではないでしょうか。
失恋からなかなか抜け出せない人も、sumikaからの勇気をもらって、自分のペースで少しずつ進んでみてはいかがでしょうか。

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