ポラリスの歌詞の意味を徹底解説してみた【ヒロアカにぴったりのオープニング曲】
今回は、BLUE ENCOUNTの『ポラリス』の歌詞の意味を徹底考察していきます!
『ポラリス』は、第4期「僕のヒーローアカデミア」のオープニング曲として使用されており、圧倒的な人気ですよね。
今回は、『ポラリス』をヒロアカのストーリーと合わせて、歌詞の意味を解説していきます!
ちなみに私はヒロアカの大ファンなので、徹底解説には自信があります(笑)
それではさっそく見ていきましょう!
ポラリスの歌詞の意味を徹底解説
守る
あの日「守る」と決めた
約束はこの胸に
「守る」
ここだけ「 」で表現している部分が、よりヒロアカにぴったりの曲に歌詞になっていますよね。
”壊理(えり)ちゃんを助け、守る”と決めたデクやルミリオンを含めたヒーローたちの強い決意が、表れているのがわかりますよね。
最後まで守り、救う
全てを失うことで
今 救える命があるのなら
喜んで全部をあげよう
この気持ちが初めての生きがいだ
ルミリオンは、オーバーホールの作った銃に当たり、個性を失ってしまいます。
それでも、ルミリオンはえりちゃんを守ろうと最後まで必死に戦い抜くんですよね。
この歌詞を見ると、ルミイオンのあのかっこいいシーンが浮かんできてじーんとしてしまうのですが、私だけでしょうか?(笑)
絶望を武器に
傷跡はかくさないで
絶望も武器にして
生きると決めたんだよ
デクとルミリオンは、えりちゃんに偶然遭遇したにも関わらず、オーバーホールのもとに走っていったえりちゃんを見過ごしてしまいます。
しかし、えりちゃんがオーバーホールにひどい仕打ちを受けていることも知るんです。デクやルミリオンは、大きな絶望と後悔をすることになります。
この歌詞では、「彼らの悔しさ」を傷跡や絶望という言葉で上手に表現していますよね。
さらに、彼らはこの絶望を武器にして、オーバーホールに立ち向かうんです。
まさに本物のヒーローって感じ!かっこいいですよね。
「守る」と決めた
精一杯この涙かきわけて
君に全てをあげるから
お願いどうか消えないでくれ
あの日「守る」と決めた
約束はこの胸に
えりちゃんはオーバーホールに洗脳されていましたよね。
オーバーホールとヒーローが戦っている間、えりちゃんは「私のせいでみんなが傷ついている」「私のために戦わないで」と悲痛の声をあげるんです。
それでもヒーローたちは全力をかけて、涙を拭ってえりちゃんを守ろうと必死に戦い続けました。
「えりちゃんを絶対に助ける!」というデクの叫びがまさにこの歌詞に現れていますね。
誰かの懸けた命に
誰かの懸けた命に
今 生かされながら戦ってる
負けることはもう怖くない
勝ちを諦めるのが嫌なんだ
ルミリオンの恩師;サーナイトアイは、オーバーホールとの戦いにより亡くなってしまいます。
デクやルミリオンたちは、サーナイトアイの懸けた命を胸に、強いヒーローを目指して歩み続けています。
また、デクのクラス;1年A組の合宿先で出会ったこうたくんは、ヒーローの両親がヴィランに殺されたことで、ヒーロー嫌いになっていましたよね。
その合宿先で、デクが遭遇したヴィランは、なんとこうたくんの両親を殺したヒーローだったんです。
デクは自分の力を最大限ふり絞って、ヴィランを倒すことに成功するんです。
これもこうたくんの両親という「誰かの懸けた命」なんですよね。
こうたくんの涙に私も一緒に涙してしまったのですが(笑)、みなさんはいかがだったでしょうか。
君の笑顔
もう絶対逃げたりはしないから
なりたい自分(ボク)で挑みたいだけ
しょうもない綺麗事だとしても
君が笑ってくれりゃいいんだ
「君が笑ってくれりゃいいんだ」
この歌詞って、まさにえりちゃんの笑顔を見たいデクとルミリオンたちの想いにぴったりですよね。
えりちゃんは、オーバーホールのもとに監禁され、笑ったこともないばかりか、笑い方すらもわからなかったんです。
でも、デクやルミリオンは、えりちゃんの笑顔のために、最高の文化祭をプレゼントするんですよね。
すると、えりちゃんはデクの文化祭の出し物で初めて笑顔を見せるんです。
このシーンは本当に感動で、号泣!
私はすでに5回ほど見て、毎回泣けてきます。ヒロアカのシーンの中で一番好きですね(笑)
強さとは何か
“強さ”は何かの上に立つため
在るんじゃない
大切なものを抱きしめるそのために
何もかもを失くしても
きっと 君を忘れない
『ポラリス』の歌詞の中で最も重要と思われる言葉がここに詰まっていると感じています。
- ”強さ”で支配しようとするヴィラン
- ”強さ”で誰かを守ろうとするヒーロー
この決定的な違いが、Cメロに表現されているんです!
ヴィランもヒーローもどっちも強かったりします。
でも、この違いって何だろうって考えることがよくあるんです(ガチオタク笑)。
ヴィランとヒーローの違いって、
”だれかのために”という他者貢献があるかないか
なのかなと思っています。
みなさんはヴィランとヒーローの違いをどのように感じていますか?
消えそうな希望(ヒカリ)だとしても行け
精一杯この涙かきわけて
君に全てをあげるから
お願いどうか消えないでくれ
あの日「守る」と決めた
約束はこの胸に
消えそうな希望(ヒカリ)だとしても行け
最後の歌詞は「消えそうな希望(ヒカリ)だとしても行け」。
これは、オーバーホールと戦っているときに見たサーナイトアイの予知の場面にぴったりの歌詞なんじゃないかと思いました。
サーナイトアイは、自分の個性で「ある予知」を見ます。
それはなんと、オーバーホールが勝利して自分とデクが亡くなるという予知。
サーナイトアイの予知はこれまで外れたこともなく、オーバーホールとの戦いに絶望を感じます。
でも、デクを含めヒーローたちは決してあきらめなかったんです。
結果は、サーナイトアイの予知をくつがえすほどの”勝利”。
「消えそうな希望(ヒカリ)だとしても行け」
これは、誰かを守ると強く決意したヒーローのかっこよさそのものを表していますね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、「僕のヒーローアカデミア」のオープニング曲であるポラリスの歌詞の意味を考察しました。
- ポラリスは、
- 自分の手で、絶対に助けたい誰かがいる
- 大切な人を守るために強くなりたい
- どんなに苦しい状況でも絶対にあきらめないで進み続けたい
そんな方にぴったりの曲ではないでしょうか。
大切な人を守るためにがむしゃらにがんばっている人って本当にかっこいいな、って改めて感じています。
だからこそ、ヒーローってとってもかっこよく見えるんですよね。
こればっかりは見た目じゃない。心のかっこよさだなって思います。
そんなかっこいいヒーローをかっこいい歌詞に盛り込んだポラリスってほんと名曲!
ますますBLUE ENCOUNTが好きになりました。
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