今回は、sumikaの『ハイヤーグラウンド』の歌詞を徹底解説します!
『ハイヤーグラウンド』は、「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズライジング」の映画主題歌です。
これがまた、映画にピッタリの曲になっているんです…!
ハイヤーグラウンドとは?
ハイヤーグラウンドとは、「高台」「高地」「高み」という意味です。
「僕のヒーローアカデミア」では、高みを臨む生徒たちが多くいますよね。
sumikaの『ハイヤーグラウンド』は、まさにヒロアカにぴったりの曲だといえますよ。
ちなみに私は、sumikaのファンクラブ;attic roomに入っているので、sumikaのことはかなり詳しい自信があります(笑)
そして、ヒロアカもかなりのファンです!公開当日に一人映画館をしてきました。
ちなみに推しは轟くんです(笑)
sumika×ヒロアカのコラボがきた瞬間、感動で飛び跳ねました!私のためのコラボかと…!(笑)
そんな私が、sumikaの『ハイヤーグラウンド』の歌詞をヒロアカのストーリーを織り交ぜながら解説していきます!
ぜひご覧あれ~!
sumika『ハイヤーグラウンド』の歌詞の意味を徹底考察!
それでは早速見ていきましょう!
泣いていた夜
さあ
作詞:片岡健太
始まりの時だ
泣いていた夜にはさよならさ
真っさらにマイグローリア
掲げた世界に一つの旗
作曲:黒田隼之介
デクって昔から泣き虫な男の子でしたよね。
でも、デクはオールマイトから力をもらってどんどん強くなっていくんです。
「泣いていた夜にさよなら」して、自らを高めていくデクが浮かんできますね。
また、グローリアとは、「栄光」や「光栄」という意味。
まっさらな世界に、自分の栄光を掲げて、前へ進み続けている雄英生の様子が表されていますね。
何といっても、「さあ 始まりのときだ」というスタートがいいですよね。
純粋に元気が出るんです。
sumikaってストーリーによりそえる天才なんですけど、デクのいる1年A組の生徒たちってどこまでもポジティブで元気をもらえたりしますよね。
そんな元気な彼らにぴったりのイメージを曲の冒頭に持ってきてるあたり、sumika天才です。
歩き続ける
歩き出せば
作詞:片岡健太
風はやがて起こるだろう
旗なびかせて進もう
作曲:黒田隼之介
ナインという最凶のヴィランと戦うのが、映画のクライマックスです。
しかし、ヴィランたちはかなり強くて、なかなか勝てません。
そんな中でも、A組の生徒たちは力を合わせて、全力で戦い抜くんですよね。
どんなに強くても、プロヒーローがいなくても、彼らは「歩き続けた」んです。
なびかせている旗は「勝利を目指す旗」。
クラス全員で、勝利を目指して進む姿が目に浮かびます。
迷わない
さあ
作詞:片岡健太
はじめまして
目醒めたストーリー
もう迷わないよ
歩き出して
夜明けのストーリー
もっと向こうまで
作曲:黒田隼之介
校外ヒーロー活動中の那歩島に、まさかのヴィランが襲撃。
しかもそのヴィランたちが強すぎる。
A組の生徒たちは、勝てるはずがないと半ば諦めてしまいます。
しかし、ヴィランの目的は活真(かつま)くんの個性を奪うこと、と分かると、彼らは一致団結してヴィランと戦うことを決意します。
「もう迷わないよ」という気持ちは、まさに彼らそのものだなあと感じます。
A組の生徒たちは、心が強くて優しいんです。
活真(かつま)くんを守る、という旗を掲げてからは、一切迷うことなくヴィランたちに立ち向かいます。そんな彼らが頭に浮かんで、じーんときますね(笑)
意地ごと掲げた旗
めくるめく歩いて
作詞:片岡健太
がむしゃらの先に居た数多の旗
似通らないそれらも
それぞれ意地ごと掲げた旗
作曲:黒田隼之介
「めくるめく」とは、目がくらむ、という意味。
目がくらむほどにがむしゃらに歩み続けたのに、「勝利を目指す旗」を掲げている人はたくさんいるんですよね。
仮免許試験でも、ヒーローを目指している生徒たちはたくさんいました。
「意地ごと掲げた旗」とありますが、まさにヒロアカのストーリーそのままだなあ、と思います。
映画に登場するヴィラン、ナインたちに立ち向かうA組の生徒たちって、ほんと意地で勝ったような感じですよね。
特にナインはいくつも個性を持っているから、めちゃくちゃ強かった…。
爆豪にワンフォーオールを渡すほど、デクと爆豪の意地は強くて掲げる旗も高かったんですよね。
その意地が勝利を勝ち取ったんだなあと思うと感動します。
行先同じ旅人
擦り寄るでも
作詞:片岡健太
戯れ合うでもない
僕らただ
行先同じ旅人
作曲:黒田隼之介
A組の生徒たちってとても仲が良いですが、お互いに依存しあっている印象は受けませんよね。
それぞれが自立していて、それぞれが目標を持っているんです。
その目標が、「ヒーロー」であって、彼らはまさに「行先同じ旅人」なんですよね。
なのに、彼らのきずなはとっても強いですよね。
同じ目標を持つ仲間ってどうしてこんなにもきずなを深められるんだろう、と感動します。
共に行こうよ
ねえ
作詞:片岡健太
創り出して
見初めたグローリー
共に行こうよ
歩み合って
重なりパレードに
もっと向こうまで
作曲:黒田隼之介
「共に行こうよ」まさにA組の生徒たちを表している歌詞だと思います。
一人ひとりがばらばらでは、絶対にヴィランたちに勝てませんでした。
彼らのきずながあってこそ、目標が同じだからこそ、「共に」「歩み合う」ことができたんだろうなあと歌詞を見て、映画の余韻に浸っています(笑)
現在(いま) だけを信じる
朝は影生んで
作詞:片岡健太
希望が病んだって
現在(いま)だけを信じていて
それぞれに光る覚悟を
旗印に行進を
作曲:黒田隼之介
デクと爆豪が全力でヴィラン;ナインに挑んでも、全然勝ち目がありませんでした。
ナイン、強すぎます。
終盤にさしかかり、ついに負けそうになったところで、デクは「ひとつだけ勝つ方法がある」と爆豪にワンフォーオールを譲渡します。
爆豪にワンフォーオールを渡せば、「オールマイトのようなヒーローになる!」というデクの希望はなくなってしまうんです。
でも、「現在(いま)」目の前にある勝利だけを信じて、デクはこの方法を選択したんですよね。
これこそ、デクと爆豪の「光る覚悟」だなあと強く感じます。
sumikaは、彼らの想いを歌詞にぴったりと合わせてきてるところ、さすがとしか言いようがありませんね。
違い合うけれど、共に行く
ねえ
作詞:片岡健太
創り出して
自由のストーリー
もう迷わないよ
違い合って
夜明けのパレードに
共に行こうよ
作曲:黒田隼之介
A組の生徒全員が「ヒーロー」を目指していても、目的は「違い合って」いますよね。
爆豪は「オールマイトをも超えるNo.1ヒーロー」
飯田くんは「兄のようなかっこいいヒーロー」
デクは「困っている人を助けるヒーロー」
そして、映画に登場する男の子活真(かつま)くんは、「強いヴィランを倒せるヒーロー」
などなど、
それぞれ「ヒーロー」という目標は同じでも、目的は違かったりするんですよね。
お互いの目的を尊重しつつ、「共に行こうよ」と手を取り合って前を向く彼らが目に浮かびますね。
ずっと向こうまで
世界が果てる日まで
作詞:片岡健太
掲げて行こう
光れ合って
運命も超えて
もっと向こうまで
僕ら向こうまで
ずっと向こうまで
作曲:黒田隼之介
学校での授業やヴィランとの戦い、インターンシップなどを通して彼らはどんどん強くなっています。
でも、プロヒーローに比べたら、まだまだ道のりは長いんです。
まだ高校1年生ですしね。
だからこそ、『ハイヤーグラウンド』の歌詞は「ずっと向こうまで」で締めくくっているんでしょう。
彼らはまだまだ成長するよ、という意味が込められた期待を表しているなと強く感じました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズライジング」の映画主題歌となった、sumikaの『ハイヤーグラウンド』の歌詞の意味を徹底解説しました!
まとめると、
- 同じ目標を持っている人たちとのきずなはとても強い
- 意地でもなんでも、旗を掲げ続けられる人は、最後には勝つ!
- あなたも自分も、まだまだ成長できる
そんな力強いメッセージをもらえました。
映画の主題歌って、映画を見終わった後に「余韻に浸れる」というメリットももちろんあるんですが、
それ以外にも「映画や主題歌に自分に重ね合わせて、自分の糧(かて)にしていく」というメリットもあると思うんです。
sumikaの『ハイヤーグラウンド』はまさに、「目標に向かって、自分の糧(かて)にしていく」ことができる曲ですよね。
どんな小さな目標だっていいと思うんです。
今年中に本州から出て旅行をする、定期試験で満点を取る、とかなんでもいいんです。
小さな旗でもいいので掲げて、歩み続けることが大切だなって、今回の歌詞考察で学びました。
これからもたくさんの曲の歌詞を徹底解説していきます!
ご興味ある方は他の記事もご覧ください。
コメント