sumika『ナイトウォーカー』の歌詞の意味を徹底解説!【Plastic in the summer nightの意味とは?】

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sumika『ナイトウォーカー』の歌詞の意味を徹底解説!【Plastic in the summer nightの意味とは?】

「Shake & Shake / ナイトウォーカー」
https://sumika.lnk.to/Shake_and_Shake_

今回は、sumikaの2021年6月2日発売のニューシングル曲『ナイトウォーカー』の歌詞の意味を徹底解説します!

『ナイトウォーカー』は、キーボード&コーラスの小川貴之さん(通称おがりん)が作詞した曲です。

おがりんのインスタグラムのコメントでは、

曲調をゆったりとさせた落ち着いた楽曲にして、今までにないような雰囲気を出した

とのことです。
これ以上アップテンポにすることもできたけれど、あえてゆっくりとした楽曲にした、とのこと。

この曲のテーマは、

「恋はドライブの中にある」

そして、

「落ち着いたメロディーの中に反して、揺れる心の音が鳴り響く」

というギャップのある歌詞になっています。

そして、歌詞に5回も出てくる「Plastic in the summer night」ってどういう意味だろう?
そんな内容にも触れつつ、解説を考察を楽しみたいと思います。

ちなみに、私はsumikaの大ファンでFC「attic room」にも入会しています。
そのため、今回の『ナイトウォーカー』も全力で歌詞考察していきます!

『ナイトウォーカー』の歌詞の意味を徹底解説!

https://www.sumika-official.com/
https://www.sumika-official.com/

それでは、ご覧あれ~!

靴音

夜に跳ねた月
君との街歩き
靴音から好きだよ

作詞:小川貴之
作曲:片岡健太

落ち着いた楽曲の中に、さっそく「靴音」というサウンドのある歌詞がやってきました。

夜に君と街を歩くだけでも心は跳ねるほど楽しい、嬉しい、という気持ちを表していますね。

好きな人と行く深夜のコンビニがなぜかとっても好きという感覚のようなものでしょうか。共感できる人は多いはずです。

【2021/6/2発売】sumika /「Shake & Shake / ナイトウォーカー」teaser
https://www.youtube.com/watch?v=cCX51xktzM0

Plastic in the summer night

手持ちの花火付き
硬めのグミを噛み
汗ばむ手を無沙汰に

Plastic in the summer night
I wish 解けない

作詞:小川貴之
作曲:片岡健太

1番の歌詞では、好きな子と付き合う前の段階という解釈ですね。

好きな子と一緒に花火をしていて、その子に告白をしたい。
でも緊張しちゃってなかなか言えない、という光景が浮かびますよね。

*ちなみに告白と聞くと、『坂道、城を告げて』というsumikaの名曲が頭に浮かぶんですが、私だけでしょうか(笑)

そして、1回目の「Plastic in the summer night」

そもそも「Plastic」とは、

「造形することができる」というラテン語から来た言葉

とのこと。
そのため、現在は

「人工的な、不自然な、まやかしの」

という意味で使われることもあるようです。

今回の「Plastic in the summer night」で使われている「Plastic」は、まさに「人工的な、不自然な」という意味が込められているんじゃないかな、と思います。

「好きな子と一緒に手持ち花火をする」という、夢のような夏の夜を今、実現できているんです。

でも、「好き」という肝心な想いはなかなか言えない。
しかも、相手の子も「このロマンチックなシチュエーションは、間違いなく告白される…!」なんて思ってたりしますよね。

だからこそ、お互い緊張しちゃって微妙な雰囲気が流れているなんてこともよくあります。

傍から見たら、とってもほほえましい二人なのに、なぜか人工的で不自然な状態になっちゃってる。
そんな光景が目に浮かびますよね。

雷だった
音が僕だった
君はただ君だった

八重歯が光った
目が垂れ下がった
プロローグは上出来さ

作詞:小川貴之
作曲:片岡健太

とても落ち着いた曲調なのに「雷」という正反対ともいえるワードが登場します。

「プロローグ」とあるので、恋に落ちた瞬間の自分の気持ちを表現しているんでしょう。
好きな子の八重歯も垂れ下がった目も、全部好きなんですね。

要するに、好きな子の全部が好き!という恋心を表していますね。

落ち着きなさい

Plastic in the summer night
フーリッシュ醒めない
ラディッシュ食べない
息を飲んで 息を吐いて
落ち着きなさい

作詞:小川貴之
作曲:片岡健太

好きな子にどきどきしてばかりで、落ち着かない様子を表しています。

でも、見た目だけでもかっこつけたいから、ドライブデートなんかに誘っちゃって雰囲気だけでもよくしたいんですよね。

普通に考えて、好きな子が隣にいるだけでドキドキするのはあたりまえです(笑)

心の中で冗談を言って、緊張を紛らわそうとしているんです。
また、自分を落ち着けようと深呼吸している様子が分かりますね。

恋はドライブの中にある

君に恋して
夜に焦がれて
In the Magic
In the night with

靴を鳴らして
胸を鳴らして
Wish the Magic
I’m in love with

Plastic in the summer night

作詞:小川貴之
作曲:片岡健太

二人は夜にデートをすることが多かったんでしょう。
あの子とデートできる夜を待ち望んで胸を鳴らして待っているんですね。

また、この曲のテーマは、作詞者;おがりん曰く、「恋はドライブの中にある」とのこと。

「Plastic」は、「車」という人工的な物を表しているんじゃないかな、とも感じています。

「夜のドライブデートでの恋」「Plastic in the summer night」と表現しているんですね。

二人でも住めそう

あの部屋がいいな
家賃いくら
二人でも住めそうだ

作詞:小川貴之
作曲:片岡健太

2番です。
2番では、好きな子と付き合った後の場面かな…!と思いきや、のちのちの歌詞を見るとそうではなさそうなんです。

なので、これはあくまでも自分の望み。
好きな子と同棲ができる日を想像した歌詞なのかな、と解釈できます。

君は綺麗

フィルムで刻んだ
備忘録ぶった
嗚呼 君はやっぱ綺麗だな

作詞:小川貴之
作曲:片岡健太

好きな子とのアルバムってつい見返しちゃうことありません?

「備忘録」=「思い出を忘れないために写真を振り返っている」というのは見かけ上で、ただ純粋にきれいなあの子を見ていたいんですよね。

越えないsteady 消えないfriendly

Plastic in the summer night
a steady 越えない
a friendly 消えない
図々しい 騒々しい
23時2分

作詞:小川貴之
作曲:片岡健太

steadyとは、

「決まった恋人」

という意味で表現されることが多いです。

しかし、越えられない「steady」ということは未だ付き合えていないということになります。

でも、「friendly」は消えないので、「友達以上、恋人未満」という関係性の二人であることが分かりますね。

本物ではなくて、「人工的でまやかしの男女関係」そんな「Plastic in the summer night」が表現されていますね。

君に見惚れて

君に恋して 
君に見惚れて 
In the Magic
In the night with

夏を迎えて
気持ち着替えて
Wish the Magic
I’m in love with

作詞:小川貴之
作曲:片岡健太

友達以上、恋人未満の関係が続いているけど、やっぱりあの子と付き合いたいという気持ちが強いんですよね。

アルバムを見返してしまうほどに、「君に見惚れて」しまっている。
この気持ちに嘘はつけませんね。

狂しい 空しい

終電逆算し 
ここらで締め花火
二人に火を灯そう

楽しい夜なのに
明るい夜なのに
狂しい 空しい
それならば

作詞:小川貴之
作曲:片岡健太

「楽しい夜なのに 明るい夜なのに 狂しい 空しい」

この歌詞から、自分の気持ちは「Plastic in the summer night」では満足できないということが分かりますね。

今までは、手持ち花火やドライブデート、君と一緒に歩くだけで、胸が高鳴っていたんですよね。

でも好きな子への想いが強まっていくたびに、今の関係がだんだん不満になってしまうんですよね。

それならば」という歌詞から、勇気を出して一歩先進もう、という気持ちが表れています。

終電の先

君に恋して
夜に焦がれて
In the Magic
In the night with

靴を鳴らして
胸を鳴らして
Wish the Magic
I’m in love with

君の手を引き
終電の先
In the Magic
I’m in love with

作詞:小川貴之
作曲:片岡健太

さっきの歌詞では、「終電を逆算して締め花火」をしよう、と思っていたのに、ついに終電の先」=「今の関係から一歩先へ」進むんです。

「君の手を引き」という歌詞は、1番の「汗ばむ手を無沙汰に」と対照的ですよね。

ついに勇気を出して「恋人」という関係性になれたんですね!

魔法の夜

魔法の夜を 
歩き続けて
Wish the Magic
I’m in love with
Love is
君じゃなきゃ

作詞:小川貴之
作曲:片岡健太

ついに「魔法の夜」を歩くことができるようになります。

1番から「Wish the Magic」という歌詞がたびたび出ていましたが、ついに望みが現実になったんですね!
嬉しすぎる(^^)

I’m looking foward to tonight

Plastic in the summer night


君じゃなきゃ

I’m looking foward to tonight

作詞:小川貴之
作曲:片岡健太

I’m looking foward to tonight」=「今夜が楽しみ」という意味ですが、それは「今 君じゃなきゃ」楽しくないんですよね。

初めて終電を超えたドライブデート
まさに「恋はドライブの中にある」という曲のテーマにぴったりな歌詞で締めくくっていますね。

まとめ

https://www.sumika-official.com/
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いかがだったでしょうか。

今回は、2021年6月2日に発売されたニューシングル曲、sumikaの『ナイトウォーカー』の歌詞の意味を徹底解説しました!

この歌詞のテーマは「恋はドライブの中にある」

好きな人とのドライブって想像をはるかに越えたドキドキ感とワクワク感と興奮がありますよね。

そんな揺れる心の音をあえて落ち着いた曲調で伝える

というsumikaの新たな一面が見られるギャップのある楽曲になっているな、と感じました。

また、 「Plastic in the summer night」という歌詞が5回登場してきましたが、それぞれの歌詞で色んな意味を持っているんじゃないかな、と。

「人工的に、不自然に作り出されたような見た目ばかりの夜のシチュエーション」ってたくさんあると思うんです。
でも、「好きな子とは自然体でいたい」そんな正反対の想いが描かれているな、と感じました。

以上で、sumikaの『ナイトウォーカー』の歌詞考察を終わります!参考になれば嬉しいです。

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