Shout Babyの歌詞の意味考察!『ヒロアカファンにとって感動の一曲!』
今回は、shout babyの歌詞の意味を徹底考察します!
ヒロアカファンにとって感動の一曲となること間違いなしですよ。
shout babyとは?
shout babyは、今流行の緑黄色社会(通称リョクシャ)のシングル曲です。
第4期のエピソード15~25の「僕のヒーローアカデミア」のエンディング曲として、人気になりました。
第4期のヒロアカのストーリーは?(ネタバレ注意)
第4期のヒロアカのストーリーを簡単にお話しますね。
主人公の緑谷出久のいる雄英高校1年A組は、文化祭で音楽を主軸としたダンスパフォーマンスを披露することとなります。
それぞれの個性を最大限に生かした圧巻のパフォーマンスに、思わず観客もとっても魅了されるんです。
一方で、ヴィラン(敵)と戦った生徒たちは、心に深い傷や悔しさも抱えていました。
「もっと強くなりたい」「困っている人を笑顔で助けたい」そんな強い想いを胸に、歩み続けます。
そんな熱く温かい青春アニメですが、緑黄色社会のshout babyは、「僕のヒーローアカデミア」にぴったりのエンディング曲ですよ。
歌詞の一節一節を丁寧に見ていこうかとも思いましたが、今回は、「ヒロアカ」のストーリーに沿って歌詞考察をしていきますよ!
ちなみに私はヒロアカの大ファンで、アマプラで3周は見返しました(笑)
特に第4期の文化祭のシーズンが大好きで、特にえりちゃんが初めて笑うシーンは何度見ても泣ける…!
そんなヒロアカのファンの私は、全力でshout babyの歌詞の意味を解説していくので、ぜひご覧あれ~!
*『shout baby』のYouTubeをまだ見ていない方は下記からみてください~!
歌詞の意味を考察!
早速、歌詞の意味を考察していきましょう!
成長
いつもと違う髪のにおい
踊らされてしまう悔しいな
緩んでしまう口元 マフラーにそっと沈めたいつから私こんな風に
作詞:長屋晴子
我慢強くなれていたんだろう
子供の頃から泣き虫だって馬鹿にされたのに
作曲:長屋晴子
主人公の緑谷出久;通称デクは、昔から泣き虫な男の子でした。
友達にからかわれたり、ヒーローになれないと言われたりと、小さな挫折や悔しさを繰り返しては泣いていました。
また、嬉しいことでもすぐに泣いてしまうところもありますよね。
でも、オールマイトに出会ってから、デクは見違えるほどに強くなっていくんです。
ちなみに私はかなりのヒロアカファンなので、オールマイトの「君はヒーローになれる!」という一言だけで、泣けてしまうのですが…(笑)
雄英高校に入るまでの受験期間、雄英高校に入ってからの多くの練習やヴィランとの対戦。
たくさんの経験を通して、デクはただの泣き虫な男の子なんかじゃなくて、「ヴィランとも戦えるほどの力強い男の子」に変わっていきますね。
秘密
誰にも言えない秘密
作詞:長屋晴子
内緒にしていてね
なんて残酷な言葉
叫び声霞んでく
ありふれてるはずの未来には遠くて
作曲:長屋晴子
オールマイトからもらったone for all(ワンフォーオール)は、誰にも言えない秘密です。
口外されることで、ワンフォーオールを狙うヴィランたちが出てくるからです。
デクは、オールマイトに「これは誰にも言ってはいけない。内緒だよ」と言われます。
デクは、ヒーローになれたと同時に、誰にも言えない辛さを抱えているということも分かりますよね。
また、第4期の前半では、デクたちはプロヒーローとともに、ヴィランから壊理(えり)ちゃんを助けるという任務を遂行することとなります。
これも、任務に当たるメンバー以外には口外してはいけない秘密なんですよね。
えりちゃんを救えなかった悔しさすら、誰にも言うことができず、デクは昼食中にいきなり泣き出してしまいます。
ヒーローの”あいつ”
誰に聞かずとも分かる
作詞:長屋晴子
あいつの元には届きやしない
どこに辿り着けばいい?
分からなくてただ縋り付いて
毎日の不安をかき消すほど
胸を焦がす憧れなど消えない
変わりたい
作曲:長屋晴子
”あいつ”とはヒーローのこと、というのはヒロアカを知っている方なら分かるかと思います。
毎日の授業やヴィランとの対戦、オールマイトとの特訓など、毎日一生懸命に前を向いていても、プロヒーローに届くまではまだまだ時間がかかります。
また、この歌詞は爆豪勝己(かっちゃん)の心情にも重ね合わせているんじゃないかなあとも思います。
ワンフォーオールを知らない爆豪は、自分がヴィランにさらわれたせいで、オールマイトがオールフォーワンと戦わざるを得なくなってしまった。
そして、オールフォーワンと戦ったことで、オールマイトは個性を使い果たしていまったと思い悩んでいたんです。
しかも自分よりずっと弱かったデクが、どんどん強くなって、オールマイトにも気に入られている。
オールマイトが戦えなくなったのは自分のせい。
同じようにオールマイトに憧れてヒーローを目指していたのに、なぜかデクの方が気に入られている。
そんな爆豪の悔しくていらだった複雑な感情が、この歌詞では繊細に表現されていますよね。
守りたいわずかな繋がり
何でもすぐに後回しに
作詞:長屋晴子
してしまうような私だから
僅かな繋がりだけでもずっと守りたかった
内緒にしていたら
あってもないようなものだね
忘れてしまえる程
ちっぽけな想いではないよ分かってる?
作曲:長屋晴子
ここでの歌詞は、轟くんの想いにぴったりなんじゃないでしょうか。
母と連絡を一切取っていなかった轟焦凍(とどろきしょうと)は、母に会ってはいけないとずっと思っていました。
でも、デクや周りに心を動かされ、お母さんと会うように。
忙しくて面会に来られない時も手紙を送っているんです。
轟くんは、父とも一切関わってきませんでしたが、インターンシップでは父;エンデヴァーの事務所に行くことに。
家族との関係を後回しにしてきた彼でも、わずかな繋がりだけでも持っていたいと心の中ではずっと思っていたんでしょうね。
一人で背負う真面目さ
夜が明ける頃にまた
作詞:長屋晴子
真面目な姿だけ身に付けて
だってそれしかなかったの
初めてのことに戸惑ってる
退屈な時間をかき消すほど
胸を占めるあいつなんて
もう
作曲:長屋晴子
この歌詞は、ヴィランのステインを倒す!と意気込んでいた飯田天哉(いいだてんや)の心情をそのまま表しているんじゃないか、と思ってしまうほどにぴったりですよね。
飯田くんは、プロヒーローである兄;インゲニウムを目標とし、日々の練習に励んでいましたが、ある日、インゲニウムがヒーロー殺し;ステインに襲われたという報告を受けます。
兄を強く尊敬している飯田くんは、インターンシップ先で、ステインがいるとされる保須市を選び、ステインと戦うことを誰にも言うことなく一人で決意していたのです。
信頼している仲間にも、秘密にして、一人で背負っていた彼は、まさに”真面目な姿だけ身に付けて”いたんですよね。
真面目だからこそ、一人で乗り越えようとしたんでしょう。
飯田くんにとっての”あいつ”はインゲニウム。
飯田くんが「あいつ」なんて言うのは想像がつきませんが(笑)、インゲニウムのようになりたいという強い想いをもつ飯田くんの成長がこれからも楽しみです。
後悔
こんなもの知りたくなかった
作詞:長屋晴子
あの時ああすれば良かった
こんなに脆いものだけど
自分を肯定したかった
悪いことをしてるようで
自分が情けなかった
だけど全て初めてで
まだ信じていたかった
作曲:長屋晴子
これは、えりちゃんを救おうと感じているデクとルミリオンの心情を表しているんじゃないでしょうか。
デクとルミリオンは、えりちゃんがヴィランのもとで受けている苦痛をを知ってしまったがゆえに、「あの時ああすれば良かった」と後悔していますよね。
でも彼らは、あくまでもプロヒーローのもとで学んでいる一学生でしかなかったので、初めてえりちゃんに会った時、助けることができませんでした。
「自分の情けなさ」とともに”えりちゃんはまだ大丈夫。生きてる。”と「まだ信じていたかった」んですよね。
自分で幸せを
誰に聞かずとも分かる
作詞:長屋晴子
あいつは幸せをくれやしない
それでもあいつがくれたもの
何もなかったわけじゃないから
毎日の不安をかき消すほど
ずるい嘘が嬉しくて消えない
変わりたい
作曲:長屋晴子
デクにとっての”あいつ”はオールマイトです。
オールマイトに個性をもらいましたが、もらっただけでは幸せになれないんですよね。
もらった個性を自分で上手に使えるようにして、その個性で誰かを助けられたときに、初めて「幸せ」を感じられるんです。
でも、オールマイトに出会わなかったら、個性をもらわなかったら、デクの雄英高校での生活はなかったし、ヒーローへの夢も閉ざされていたんです。
オールマイトみたいに強くなりたい、と思う反面、「強くなれるか不安」という日々もあるでしょう。
それでも、「変わりたい」と強く願って進み続ける雄英高校のみんなに、いつも勇気をもらえますよね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、「僕のヒーローアカデミア」のエンディング曲であるshout babyの歌詞の意味を考察しました。
shout babyは、
- 憧れや夢をに向かってがんばっている
- 努力しているのに、うまくいかないことが多い
- まだまだ追いつかないけれど、目標にしている人がいる
そんな方にぴったりの曲ではないでしょうか。
ヒロアカファンとしては、日々成長していくデクや周りの生徒たちを「こんなに強くなって…」とわが子のように見てしまいます(笑)
雄英高校の生徒のように努力している人って、現実世界にもたくさんいると思うんです。
今回の歌詞考察を通して、そんな人たちが勇気を持ってさらに前を向いてくれたら嬉しいな、と思っています。
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