「春は溶けて」の歌詞の意味を徹底考察!
FM802春の「ACCESS!」キャンペーンソングとなった「春は溶けて」
9月30日までの期間限定で各ストリーミングサービスより配信していますが、とても人気のある曲になっていますよね。
今回は、「春は溶けて」の歌詞の意味を徹底考察します!
川谷絵音が作詞作曲をしていますが、心に刺さる歌詞のオンパレードになっていますよ!
では、さっそく見ていきましょう!
「春は溶けて」の歌詞の意味を解説!
いつぞやの椿
作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音
花から花へと
夢のような膨らんだ季節
燃えたぎる他人に
火照ったくらいの僕
今はただ
今はまだ
椿といえば、春を代表するかわいらしい花。
そんな椿が咲く春には、「何か新しいことを始めよう」「がんばろう」と夢を膨らませてる人が多いです。
でも自分は、みんなほど意気込めない時ってありますよね。「4月だから最初が肝心」とかって考えるんじゃなくて、「季節に関係なく、がんばりたいと思った時にがんばればいいかな」くらいの気持ち。
今回の「春は溶けて」には、私たちの“自由を望む気持ち”が溢れている曲ですよ。
切って貼った春は
作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音
都合良く芽吹いた
いつでも新しくなるさ
何度だって会って
別れては重ねて
僕らはひたすら自由だ
春はいつだってあるよ。ということを伝えている歌詞ですね。
- 切って貼った春
- いつでも新しくなる
- 何度だって会って別れて
この3つの歌詞を見ると、自分の気持ち次第でいつでも春は訪れるんだなあ、と思えるんです。
確かに、春じゃなくたって、いつでもどこでも新しいことは始められますよね。
例えば、英語の勉強を始めてみたり、習い事に通ってみたり、新たな出会いを探してみたり、と。
だからこそ、自分自身で切り貼りすれば春を作ることはできるんですね。
外出や人との距離が制限された今、不自由に感じてしまっている人は多いですよね。
でも、私たちが思う以上に、私たちは自由で、新しいことを始めようと思えばいつでも始められる。そんな想いが詰まった歌詞ですね。
春は溶けて
作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音
まばらに色付いて
世界抉ったんだ
幸せだと思える一瞬は
いつでもどこかに
春は溶けていつでもどこにでもあるんですよね。
自分のことを幸せだって思えない人って結構いるんです。
でも今の時代は、あらゆることが自由に選べて、好きなことが当たり前のようにできる時代です。
コロナのせいで、会いたい人に会えないと嘆くこともあるけれど、今だからこそ電話やオンラインなどで連絡することもできますよね。
幸せと感じる瞬間は、いつでもどこかに転がっているのかもしれませんね。
*「春は溶けて」をYouTubeで聴いてみよう!
春は溶けてはYouTubeで聴くのがおすすめです。
とっても素敵なMVですよ!
私は何度も見ちゃってます(笑)
ぜひ、下記をタップして聴いてみてくださいね。
好きになってみたり
作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音
傷付いてみたりして
「あの頃は」っていう武器を手に入れる
先は長くむず痒い
登ったり降りたりが
飽きても続くけど
2番です。
嫌なことが続くと、つい「あの頃はよかった」なんて思ってしまうことがありますよね。
人間関係で辛い思いをすると、「あの頃に戻りたい」って人は余計に強く感じてしまうんです。
でも私たちは辛くても先に進み続けなけれならないし、登り調子な毎日だけではありませんよね。
なんとなーく心が暗い。そんな気持ちに寄り添ってくれている歌詞ですね。
切って貼った春は
作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音
都合良く芽吹いた
いつでも新しくなるさ
何度だって会って
別れては重ねて
僕らはひたすら自由だ
1番のサビと同じですが、2番では暗くなった心にも春はちゃんと溶けてるよってメッセージをもらえます。
春はまばらに色付くから、色付いていない部分では良くないことも起こります。
私たちの人生は、いいことばかりじゃありません。
でもそんな中でも、幸せだと思える一瞬は必ずあるから、登ったり降りたりを繰り返して進み続けよう!そんなエールが聞こえてきますね。
足を止めて
作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音
息を吐く自分を褒めてからでいい
そのままでも
間違えてはないさ
いつかは心と
春は溶けて
まばらに色付いて
世界抉るから
幸せだと思える一瞬は
いつでもどこかに
春がどこにでもあると、いつもがんばり続けなきゃ、何か始めなきゃってつい焦ってしまうんです。
毎日やる気スイッチが入っていたら疲れちゃいますよね。
だからこそ、自分のペースでゆっくり進んでいいんです。
足を止めつつ深呼吸をしながらでも前を見続けている自分は十分素晴らしいです!
自分自身を褒めることも一瞬の幸せじゃないか、と私は思っていますよ。
羽の動かし方
作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音
急に忘れたりして
空見上げるだけの鳥にもなるだろう
ヒバリの様に飛んで
わかったような鳴き声で
キラッとした顔を見せる
そんなこともあるだろう
私たちが足を止めて、深呼吸しているときの様子を、鳥に例えて表現している歌詞ですね。
何か新しいことを始めてみたり、挑戦してみたりと、私たちの生活にはいつも春が溶け込んでいます。
でも、つい自分を見失って(=羽の動かし方を急に忘れる)、どんどん自分を追い越している周りの人たちを眺めるだけの日もあることでしょう。
そんな時も、私たちってつい意地になっちゃう時ってありません?
ヒバリは、スズメよりもちょっと大きいくらいの大きさで、優雅に空を飛ぶことはできませんよね。
そんな風に、優雅に空を飛べずに、なんでも知ってるかのような顔をしてふるまっちゃうことって、誰でも1回や2回はあるはずです。
私もその典型例で、知らないことなのに「知ってるー!これめっちゃいいよね!」とか言っちゃってること、たまにあります笑
そんなことがあったっていいよって、絵音さんに温かく見守られてる気がしてなりませんね。
春は溶けて
作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音
まばらに色付いて
世界抉ったんだ
幸せだと思える一瞬は
いつでもどこかに
大人になり
椿は色付いて
距離を取るだろう
それはそうと
悪くはない話だから
大人になるにつれて、新しい挑戦をしたり、やりたいことを始めてみたり、って減ってくると思います。
さらに、当たり前の幸せや素敵な毎日にありがたみを感じることも少なくなりますよね。
子どもの頃は、お母さんがハンバーグを作ってくれるだけで、「今日はハンバーグだ!やった!」と喜ぶけれど、だんだん歳を重ねると「またハンバーグか。」とかって思っちゃったりするんです。
椿の花言葉は、「控えめな素晴らしさ」。
絵音さんは、『控えめに考えたら幸せはすぐ側にあったりします』とコメントしています。
そうなんです。幸せはすぐ側にある。
だからといって、子どもの頃のように「今日はハンバーグだ!やった!」と毎日幸せに喜んでるのがいいとは言ってないんです。
私たち大人は、あまりにも色んなことを知りすぎてて、子どもと全く同じようにふるまうことは難しいです。
社会環境とか人間関係とか金銭面とか、色んなしがらみのおかげで、新たな挑戦もしにくくなるのも確かです。
でもたまには、椿のような「控えめな素晴らしさ」に目を向けてみるのもいいんじゃないかな?と思います。
だって私たちは自由だから。
色んなしがらみはあれど、状況を変えていつでもどこでも春を溶かすことはできるよな、ってそんな風に感じています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
絵音さんの巧みで心温まる歌詞に救われた方も多いんじゃないかと思います。
- 『控えめに考えたら、幸せはすぐ側にある』
- 『私たちは自分で思っている以上に、私たちは自由』
そんな想いが胸に残り、いつでもどこにでも溶けている春を大切に、幸せを噛みしめながら生活していこう、と勇気をもらえました。
「春は溶けて」はどこで聴ける?
YouTubeではもちろんのこと、各ストリーミングでも期間限定配信されていますよ!
9月30日までの期間限定なので、お早めに!
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