今回は、sumikaの新曲「アルル」の歌詞についてじっくり考察していきたいと思います。
私はsumikaの大ファンでFC「attic room」にも入会しています。
そんな私が、全力で「アルル」について考察してみました!
【sumika アルル】歌詞の意味を考察!
それでは、早速、歌詞の意味を解説していきましょう。
ゆらゆら夢の中で
作詞:片岡健太
届きそうな光の欠片
掴もうとして目が覚めて
眠い目で見上げた低い空
作曲:黒田隼之介
夢の中ですら、光を探している主人公。
常に何か光を求めていることがわかりますね。光=「主人公の夢」なのかな、と。
明るいメロディからは主人公の気持ちををポジティブにさせるような雰囲気が出ていますね。
なにより大事なもの
作詞:片岡健太
笑われた 昨日の記憶
そういう場所で負けるもんかと
今日もまた意地を張っていく
作曲:黒田隼之介
主人公の目指している光は、周囲にとったら実現不可能な大きなものなのかもしれません。
理由としては、昨日周囲から笑われて悔しい思いをしているから。自分の夢を光らせて、意地でも実現させてやる、という力強い主人公がみられますね。
足早に動く現実に
作詞:片岡健太
焦りも不安もそりゃあるけど
無力と微力の違い お守りにして
笑われていても気にしないよ
作曲:黒田隼之介
時間が過ぎるのはあっという間なのに、なかなか光に近づけないもどかしい気持ちを表していますね。
結果が出ないので、焦りや不安も生まれます。周りはすでに結果を出し始めているのかもしれません。
しかし、微力でも進んでいるからと、これまでの自分の努力を糧に信じようと、自分に言い聞かせています。
おはよう また
作詞:片岡健太
今日から信じて歩くからいいよ
靴紐結んだ両手を
信じたら雑音は消えるよ
作曲:黒田隼之介
靴紐を結ぶ=「夢に向かって進む」、ことかなと。
微力にしか進まないから、寝て起きて繰り返しの毎日に意味あるのかななんて思ってしまうこともあると思います。それでも、光を求めて、突き進もうと主人公は思っています。
これから また
作詞:片岡健太
馬鹿だなって言われても気にしないよ
寝て起きて繰り返し毎日
目掛けていくよ
今日は今日の光
作曲:黒田隼之介
馬鹿だなって笑われた記憶=「雑音」かなと考察しました。
aメロからは、光=「主人公の夢」かと捉えられそうですが、サビの今日は今日の光という歌詞から、光=「夢に向かって進んでいる自分自身」と考えられそうですね。
ここの歌詞ってとても勇気をもらえる部分かなと思いました。
医者になりたい、ミュージシャンになりたい、イラストレーターになりたい、そんな夢を笑いながら「君には無理だよ笑」なんてあしらわれることってよるあることかなと思います。
合格圏内の大学に行きなよ、音楽で食っていくなんて無理だよ、とかみんな言いたい放題色んなことを言ってきて、凹むことってありますよね。
そんなときに、毎日わずかでも感じる1歩を大事にしている主人公に勇気をもらえます。
ただただ歩いていた
作詞:片岡健太
道のりにも意味があった
路地裏の犬 誰かの花
ベランダの洗濯物
作曲:黒田隼之介
2番です。どんなささいな生活にも、物語があります。ふと通り過ぎてしまうような花も、誰かが大切に育て上げた大切なお花だったりするんです。
これまでは、何も感じていなかった主人公は、そんな「ささいな幸せ」に気づいたのですね。
彷徨って儚く飛ばされ
作詞:片岡健太
困る人が確かにいること
想像したのなら容易く分かるから
笑う側にはいたくないな
ないな
作曲:黒田隼之介
でも、誰かの「ささいな幸せ」に気づかない人もいるんです。誰かの植えた花を蹴散らしてしまう人や誰かの努力をあざ笑う人、そういう人のおかげで、困ったり悩んだりしてしまう人が確かにいるんです。
そんな人にならないように、誰かの「小さな幸せ」も大事にしようと主人公は思います。
比べだしたらさ
作詞:片岡健太
キリなく凹むよ
弱く儚く 揺れている
光でも育てていく
作曲:黒田隼之介
どんなに努力しても、上には上がいます。努力が実らないことも多いでしょう。主人公の夢も簡単には叶いません。
でも、わずかな一歩でもいいから少しずつ歩んでいこう、という決意がみられますね。
おはよう また
作詞:片岡健太
今日から信じて歩くからいいよ
描いた理想のペースと違くても
ドヤ顔で風切ろう
作曲:黒田隼之介
どんな自分でも自信を持とう、そんな勇気をもらえるサビの歌詞ですよね。思うようにいかないことなんてたくさんあります。
「ドヤ顔」っていう表現がまた良いですよね。周りに笑われたって気にしないで、自分だけを信じることって、なかなかできないと思います。
主人公だって、最初は落ち込むこともありました。でも、周りなんて気にしないで、歩んでいく。
これが、夢をを叶えるのに一番大切なことなのかな、と感じます。
未来はまだまだまだまだ
分かりやしないよ
寝て起きて繰り返し毎日
目掛けていくよ
今日は今日の
明日は明日の
僕の光灯した光
作詞:片岡健太
作曲:黒田隼之介
「まだ」が4回も続くところが注目ですよね。
自分の夢が叶うのが、いつなのかも分からないんです。ずーっと先かもしれません。
でも、主人公は、諦めずに毎日を乗り越えます。
僕の光=「今日の成長」なのかな、と。さらに、灯した光=「これまでの努力や成長の集大成」なのかな、と。自分の光は、自分で育てていく、という強い責任感と決意がある主人公は、夢がかなう日はそう遠くないかもしれませんね。
【sumika アルル】歌詞の意味を考察!のまとめ
いかがだったでしょうか。
みなさんにも、叶えたい夢がきっとあるはずです。
「いつかクレープ屋さんを開きたい」とか、「〇〇大学に合格したい」とか。
周囲にとっては、大したことのないことでも、自分にとっては大切で、大きな夢だったりしますよね。
sumika『アルル』では、「夢を諦めないで自分の心に素直になってほしい」ということを伝えたいんじゃないかなと思います。
大人に近づくにつれて、周りに合わせるばかりで、だんだんと自分の心に嘘をついてしまうことも増えてきてしまいます。
そんなときに、sumika『アルル』を聞いて、自分の想いを大切にできたらと思います。
出典:https://www.sumika-official.com/
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